粉砕能力比較テスト

実験 ① 粉砕能力比較
( F-13 vs. マンション流通製品 )

比較対象

スキューズ社製 F-13
YN社製ディスポーザー
M社製ディスポーザー
米国E社製ディスポーザー
  • スキューズ社製「F-13」
  • YN社製ディスポーザー
  • M社製ディスポーザー
  • 米国E社製ディスポーザー

比較対象は、主に「適合評価所得モデル」としてマンション内のクローズドマーケットで流通している製品です。

実験内容

各社5回ずつテストし、平均値を比較

テスト条件

  1. 水量 8ℓ/分
  2. 生ゴミ投入 → 蓋スイッチON
  3. モーター回転開始から15秒後に停止
  4. 粉砕室内に残った材料を1時間乾燥後、重量を測定

投入する生ゴミ

  • 枝豆の莢 200g
  • 標準生ゴミ 200g
  • 鶏の骨10本(90g)

実験結果

枝豆の莢
200g
標準生ゴミ
250g
鶏骨10本
(90g)
粉砕能力 備考
スキューズ社製「F-13」 残り5.0g すべて粉砕 すべて粉砕 ★★★★ グラインドリングの設計により、生ゴミを効率的に粉砕
YN社製 残り12.0g すべて粉砕 すべて粉砕 ★★ 粉砕粒度が小さく配管が詰まる可能性あり
M社製 残り130.0g 残り94.0g 残り94.0g 生ゴミが排出口で止まりやすい
米国E社製 残り105.7g

スキューズグラインドリングを採用しているモデル「F-13」が、最も高い粉砕能力を示しました。


実験 ② 世界規格基準品で比較

比較対象

スキューズ社製 F-13
米国A社製ディスポーザー
米国E社製ディスポーザー
  • スキューズ社製「F-13」
  • 米国A社製ディスポーザー
  • 米国E社製ディスポーザー

実験内容

各社5回ずつテストし、平均値を比較

テスト条件

  1. 水量 8ℓ/分
  2. 生ゴミ投入 → 蓋スイッチON
  3. ブザー開始から停止までの時間を測定
  4. 米国A社・E社製品は、F-13のブザー時間に合わせて停止
  5. 粉砕室内に残った材料を1時間乾燥後、重量を測定

投入する生ゴミ

  • 枝豆の莢 200g
  • 標準生ゴミ 200g
  • 鶏の骨10本(90g)

実験結果

枝豆の莢 200g
運転時間 33秒
鶏骨 250g
運転時間 35秒
スキューズ製「F-13」 粉砕完了 粉砕完了
米国A社製品 残り5.0g 残り21.2g
米国E社製品 残り6.0g 残り21.2g

枝豆の莢・鶏骨いずれのテストでも、スキューズ社製ディスポーザー「F-13」が最も粉砕能力が高い結果となりました。

まとめ

  • F-13は短時間での粉砕能力が高い
  • F-13は他社製品と比較して残渣量が圧倒的に少ない。
    特に「枝豆の莢」や「鶏骨」など硬いごみに強い。
  • スキューズグラインドリングによる設計が大きく影響。